阪神2軍 照明落ちてノーゲーム→四国ILp徳島社長が涙の謝罪 平田監督が慰める 急きょハイタッチ会も
「ファーム交流戦、四国ILp・徳島(ノーゲーム)阪神」(28日、むつみスタジアム)
年に1度のイベントは無念の結末を迎えた。試合中に照明が落ちる緊急事態が発生。そのまま復旧することなく、約50分の中断後、四回途中ノーゲームとなった。阪神・平田勝男2軍監督(65)は「本当に残念だけど、主催者の方も一生懸命やったのでしょうがない」と語った。
アクシデントが起きたのは1点を追う四回だ。無死一、二塁のチャンス。中川が打席に向かったところで突如照明が落ちた。場内には「照明の不具合により中断しています」とアナウンス。内野の照明はついたが、試合前から不具合があったという外野の照明が最後まで点灯しなかった。
球場責任者と徳島の南啓介社長が、グラウンド上で事態を説明。スタンドから「どう責任取るんだ」と怒号も飛んだ。南社長は「本当に申し訳ないです。こんな大事な試合で」と涙ぐみながら謝罪。平田2軍監督は「社長は悪くないよ」と肩をたたき励ました。
この日は、四国ILp徳島との交流試合。徳島にとっては特別な日だった。最後は阪神の監督コーチ、選手による急きょのハイタッチ会が開催された。ファンからは「また徳島に来てね」と再来を熱望する声も叫ばれていた。
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