首位陥落の阪神・藤川監督「この前から多いですけどね。誰かが突き破らなければ」代打・楠本の併殺打、近本の守備を指摘
「阪神２－４広島」（１６日、甲子園球場）
阪神は接戦を落とした。２点を追う七回無死一、二塁から、前川、木浪の適時打で同点に追いついたが、なおも１死一、三塁の絶好機で代打・楠本が一ゴロ併殺打に倒れたのが痛かった。
同点のまま迎えた九回は２死二塁の場面で外野は前進守備を敷き、近本の前にライナー性の打球が弾んだが、後傾姿勢で捕球する形となり、勢いをつけて返球することができず、カットマンの二塁・中野に送球し、中野が坂本にストライク送球したが、坂本がまさかのファンブル。本塁に突入した代走・大盛の生還を許した。
藤川監督は「近本は意表を突かれた？相手の走塁ですか？そうは思わないですけどね」と、バウンドを合わせ損ねた近本の捕球体勢が生還を許す要因になったとし、楠本の併殺打の場面については「この前から多いですけどね。誰かが突き破らなければいけないというところですね」と苦虫をかみつぶした。
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