「ウエスタン、中日７－５阪神」（１６日、ナゴヤ球場）

　阪神は中日に敗れた。先発のベタンセスは３回２／３を投げ、４安打８四死球と試合を作れなかった。打線はヘルナンデスに３号２ラン、小野寺に１号ソロが飛び出した。

　平田２軍監督の一問一答は以下の通り。

　－先発したベタンセスは４回を投げ切れず。

　「やっぱコントロールやな。今日、チームで四死球１１個か。ベタも立ち直るかなというところだけど、ましてやトップバッターにフォアボール出してしまうもんな。ちょっと考えなあかんかな」

　－ベタンセスは中継ぎに戻すか。

　「その辺はもういろんなところを経験してね。ベタも中継ぎでずっと良かっただけに配置転換がちょっと気の毒なところはあるけどね。彼の選択肢っていうか、チャンスがね、広がるんでね。その辺はまたちょっと考えなきゃいけないかなと思う。彼の持ち味を生かせるポジションっていうところはね」

　－本塁打のヘルナンデスは状態が良い。

　「状態良くなってきたな。打球も上がってきたし、打ち損じることなくね。そういう雰囲気も含めてな、見てて期待感があるやろ。すごく状態上がってきてるよ」

　－小野寺も今季１号。

　「小野寺もちょっと昨日ぐらいから持ち味を（発揮している）。追い込まれても勝負強い。ホームランはもちろんだけど、右に打ったりしてね。やっとだ。やっとだよ。小野寺はちょっとずつ状態上がってきてる。こんなもんじゃないけどね」

　－先日、死球を受けた百崎がスタメン。全く問題ないという判断か。

　「それは問題ない。本人はもう試合出たくてしょうがないねん」

　－敗戦投手の椎葉の課題は。

　「昨日良くて、今日も２日続けられる（ことが大事）。同点まではしゃあないねん。昨日良くて今日悪い。悪い良い悪いじゃだめ。コンスタントに昨日のようなピッチングをしていかなきゃ。これから椎葉が１軍を勝ち取って、中継ぎ陣に割り込んでいくとなると、そういう安定感っていうかね。そこが大事。石黒と工藤とか、あの辺はコンスタントに良い成績をちゃんと残して上に行ってるよ」

　－明日の先発は。

　「将司（伊藤）やんか」