阪神 今季4度目完封負けでハマスタ連勝3でストップ 八回登板の及川が今季初の自責点で初黒星
「DeNA1-0阪神」(15日、横浜スタジアム)
阪神がDeNAに完封負けを喫した。今季4度目。引き分けを挟んだ連勝は2でストップ。勝てば3連勝で今季最多の貯金7だったが、好機であと1本が出ずホームが遠かった。八回に登板した及川が2死一、二塁から牧に中前適時打を献上。開幕から防御率0・00の左腕が登板18試合目で初めての自責点となった。
試合は阪神の先発・デュプランティエとDeNAの先発・ジャクソンの投手戦となった。0-0で迎えた四回、森下が先頭で打席に立つと1-1からの3球目、151キロの直球が右肘付近に当たった。内にいった体勢からよけきれず、反転すると怒りを表すようにバットを放り投げた。死球は今季3個目。厳しい表情で一塁に歩いた。
佐藤輝の四球で二塁に進むと、続く大山の左飛で三塁にタッチアップ。果敢に三塁を狙ったが、手前でタッチアウトとなった。六回には先頭の中野が一塁線を破る二塁打を放つも、続く森下が一邪飛。佐藤輝、大山と中軸が抑え込まれた。七回にも高寺、坂本の四球で得点圏に進んだが、1死一、二塁から代打・糸原が空振り三振。近本も四球で満塁としたが、中野が二ゴロに倒れた。
一方、先発のデュプランティエは5回2安打無失点と好投。5試合目で初めてのビジター登板となったが、DeNA打線を寄せ付けなかった。「今日も坂本の配球のおかげでいい投球ができたし、いい守備にも助けてもらったね。三振も増えてきたしそれが全てではないけど、バロメーターとしていい傾向だと思っているよ。イニングは5回だったけど自分の投球はできたから、次回もチームに貢献できるように頑張るよ」と振り返った。
六回以降は桐敷、石井、及川らで繫いだ。阪神は横浜スタジアムで開幕から3連勝で、4連勝となれば2019年以来6年ぶりだった。
野球スコア速報
関連ニュース





