阪神・ビーズリー 8月で2歳の愛息に示す背中「野球というよりも自分自身が諦めない姿を」

 4回から2番手として登板したビーズリー(撮影・堀内翔)
 試合後、藤川監督(左)から声をかけられるビーズリー(撮影・堀内翔)
2枚

 「巨人1-10阪神」(5日、東京ドーム)

 阪神が今季最多の10得点で大勝。0-1の四回に森下のソロで追いつくと、六回に中野と森下の連続適時打で勝ち越した。先発・富田の後を受けて、四回から2番手で登板したジェレミー・ビーズリー投手が今季初勝利を挙げた。

  ◇  ◇

 ビーズリーのパパ歴はもうすぐ2年になる。愛息のウエスリー君は今年の8月で2歳を迎える。昨年5月18日のヤクルト戦(甲子園)の勝利では、ウイニングボールを息子に贈るなど大きな原動力となっている。日々成長する息子に示したい背中がある。

 「野球というよりも、自分自身が諦めない姿を子供には見せたい」

 長い人生で困難にぶつかっても自分の力で乗り越えてほしい-。そんな親心をプレーで体現する。「試合で言うと、ミスをしてしまったり、ヒットをバンバンと打たれたりとか。大好きな野球に対して、僕はこんなことがあっても諦めないよ」と粘り強く立ち向かう。

 強い信念を持ち続けているからこそ、ここぞの場面で力を発揮できる。パパとして投手として、一回りも二回りも大きくなり、チームに欠かせない存在となった助っ人。「諦めない姿」で腕を振る。(デイリースポーツ・和泉玲香)

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス