阪神・藤川監督 左腕アレルギー「克服すればいい」VS左腕打率・215、4勝9敗 45歳石川にまた白星献上

 「阪神2-5ヤクルト」(4日、甲子園球場)

 土壇場に飛び出した2本のヒットに虎党の期待は膨らんだ。阪神は3点を追う九回2死一、二塁。中野のライナー性の打球が遊撃ほぼ正面に飛ぶと、一瞬にしてため息に変わった。先発した左腕の石川を打ち崩せずに、4月9日の対戦に続いて白星を献上。45歳ベテランが繰り出した熟練の投球術に屈して、藤川監督は「前回に続くといいますか、うまくピッチングされたな、というところですかね」と敗戦を受け止めた。

 「まだまだペナントレースありますからね。相手が上回ったというところですね」。悔しさを押し殺すように淡々と振り返ったが、左腕先発の試合は3連敗中で、今季これで4勝9敗となった。左右投手別チーム打率は、右投手の・263に対して、左投手は・215。“左アレルギー”が顕著となっている。

 長いペナントを戦う上で今後の左対策は必要不可欠になってくるが、「(課題として)大きいかどうか分からないですが、その課題を克服すればいいだけ」と悲観はしない。「今日は残念な結果ですけど、まだ明日から頑張りますよ」と前向きな言葉を続けた。

 5日からは東京ドームに場所を移して巨人との首位攻防戦。指揮官は「また新しい1日ですのでね、いいゲームができるように」と気持ちを切り替えた。6日には左腕・井上の先発が見込まれる。同じ轍(てつ)を何度も踏むわけにはいかない。

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