阪神 藤川監督のリクエスト大成功 真鍋塁審が下した本塁打判定が覆る「フェンストップに当たったため」二塁打に修正
「中日-阪神」(1日、バンテリンドーム)
阪神の藤川監督が四回、リクエストに成功。高橋周の本塁打判定が覆る形になった。
先発の大竹が無死一、二塁から甘いストレートをきれいに捉えられた。打球はフェンスに当たって跳ね返ったかのように見えたが、真鍋一塁塁審は本塁打の判定。バンテリンドームは本塁打の演出がなされ、中日ファンが大いに沸いたが、藤川監督がベンチを出てリクエストを要求した。
球場は異様な雰囲気となり、嶋田二塁塁審はマイクを持ち「検証した結果、フェンストップに当たって跳ね返ったため、走者二、三塁、得点1として試合を再開します」と説明。エンタイトル二塁打と同じ扱いになり、左翼スタンドの阪神ファンが大いに沸いた。
その後、細川を遊ゴロに仕留めたかに思われたが、遊撃の小幡が足を滑らせ内野安打に。定位置に守っていたため、勝ち越しは避けられなかったが、思わぬ走者を背負った。
それでも大竹が粘って後続を打ち取り、2失点で踏ん張った。逆転こそ許したが、3ランを一転させた指揮官のリクエストが奏功した形になった。直後に佐藤輝が両リーグ最速となる10号同点ソロを放ち、試合を振り出しに戻した。
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