阪神・才木 9連戦先陣で「1点守り抜く」 リリーフ陣の負担軽減も意識 29日・中日戦の必勝誓う
阪神・才木浩人投手(26)が28日、甲子園球場で指名練習に参加し、先発する9連戦初戦の29日・中日戦(バンテリン)へ必勝を期した。単独首位で迎えるゴールデンウイークの大型連戦、勢いをつけて乗り切るためには初陣白星が必須となる。リリーフ陣の負担軽減のためにも、先発としてイニングをこなす必要性もあるが、「カード頭なんでイニングを投げて、1点取ってもらったら守り抜けるようなピッチングが大事」と肝に銘じた。
中日とは今季初対戦で、バンテリンでの登板は昨年4月14日以来1年ぶり。「マウンドが高いんで、高さだったりぐらい」と注意点を挙げつつ、「ドームだし、風もないし、インコースに行くとこは行けるし」と球場特性を熟知する。
「向こうも多分、真っすぐで1、2、3で振ってくるとは思うんですけど、真っすぐでも勝負にいけるところなので。自分通りのピッチングでいいかな」。グラウンドが広いからこそ、一発を恐れることなく直球を軸とした組み立てに自信をのぞかせる。
自身3連勝へ
井上監督が率いる新生ドラゴンズの印象については、「投げないと分かんないっす。試合も見てないんで」と余計な先入観はなし。新外国人のボスラーには2月23日のオープン戦(北谷)で一発を浴びたが、「インコースを打たれた、あの人か。まあまあ頑張ります」と意に介さず。「いつも通り自分のやることをやって、というスタンスでいけば問題ないかなと思うんで、あまり考え過ぎず」。竜斬りを果たしての自身3連勝へ、イメージを膨らませていた。
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