阪神・近本 4安打で打率3割超え&4戦連続盗塁 「自分のやりたいことができた」
「DeNA2-4阪神」(24日、横浜スタジアム)
打ち出の小づちのように、バットを振ればヒットコースに打球が飛んでいく。阪神・近本光司外野手(30)が今季2度目の4安打。「納得いくかどうかは置いといて、自分のやりたいことができた」。打率も3割を超えて、虎のリードオフマンが手をつけられなくなってきた。
最も価値ある一打は1点を追う七回2死。簡単に三者凡退で終わらず、森原から左翼線二塁打を放った。続く中野の同点打と森下の決勝弾につながった、大きな一打。「結果的にそこから逆転したんで、意味のある一本だったんじゃないですか」。逆転できる。そんな雰囲気を呼び込んだ。
五回には二盗成功。これで自身初の4試合連続盗塁となった。三森に並んで、リーグトップタイの5盗塁。「走ってほしい場面で走れるように準備しておきたい」。打って、走って、ダイヤモンドで躍動している。
チームの顔として、小山正明さんの訃報にも触れた。「タイガースとしても大事な一年。いい成績で終われるように、みんなで頑張っていきたい」。25日からは甲子園での伝統の一戦。聖地でも虎党に快音を届ける。
野球スコア速報
関連ニュース





