阪神電車が超豪華ラッピングトレイン出発式 球団創設90周年記念 掛布氏「プレーボールは電車に乗った時点で始まる」

 阪神電鉄は5日、阪神タイガースの球団創設90周年を記念して、阪神甲子園駅で特別ラッピングトレイン出発式を行った。

 阪神カラーにちなんだ黄色とゴールドが貴重の伝統を感じる“ド派手”カラー。先頭車両から藤川球児監督に中野、大山、佐藤輝ら野手と才木、岩崎、桐敷ら投手の上半身が描かれている。遠目でも表情が分かるサイズ感だ。さらに後方車両にには掛布雅之氏、岡田彰布前監督、吉田義男氏らレジェンドらも描かれており豪華な6両編成となっている。

 甲子園駅には多くのファンが詰めかけ、カメラを構えるなど記念すべき日を盛り上げた。粟井一夫球団社長は「今日電車を見て吉田義男さんがいらっしゃらなくなってしまったので、残念だなと。義男さんに優勝のご報告ができるように」と話した。

 球団創設90周年記念の公式アンバサダーの掛布雅之氏は「ファンの方のプレーボールはラッピング電車に乗った時点で始まっていると思いますので、そういう高ぶりを持って甲子園球場に入って90周年の阪神タイガースを応援してほしい」と思いを語った。

 阪神電車は大阪梅田駅から山陽姫路間で5日から12月中旬まで運行する。阪神バスも空港リムジンバスが5日から。7日からは一般路線で特別デザインのラッピングバスを運行する。

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