井川慶氏の阪神助っ人投手陣の評価とは 「今後にさらに期待できますね」 3投手のライブBPをチェック

 「阪神春季キャンプ」(17日、宜野座)

 元阪神エースでデイリースポーツ評論家の井川慶氏が宜野座組の練習で、デュプランティエ、ネルソン、ビーズリーの3投手のライブBPをチェック。「3選手がそれぞれいい形で調整できていますね」と評した。

 まず初めてライブBPに登板したデュプランティエについては「ボールに力もあって良かったと思います。もっと荒れるのかなと思っていましたが、安定したフォームで、ばらつきもなかったですね。スライダーもしっかりした軌道でしたし、チェンジアップも低めに集まっていた。カーブもあの真っすぐの強さがあれば、しっかりとカウント球として投げられると思います」と分析。193センチの長身ということもあり「マウンドに立った時により大きさを感じましたし、威圧感もありました」と評価した。

 同じく新助っ投のネルソンは、2度目のライブBP。過去、井川氏はメジャー時代の映像を見たことがあったことを踏まえて「この日の投球は僕がイメージしていたより、まとまっていたように見えましたね。日本のボールを操れているように見えました」と話した。また、ビーズリーについては「かなり気合が入っているような感じで、スライダーも大きく曲がる軌道で良かったですし、カットボールも良かった。後ろから実際に軌道を見れたことで、相手打者が苦しむのも分かりましたね」と振り返る。

 ビーズリーは阪神で3年目のシーズンだが、デュプランティエとネルソンは1年目。井川氏は「これはデュプランティエ投手とネルソン投手に言えますが、初めての日本のキャンプでまだ1カ月もたっていないということ、慣れないマウンドやボールの違いへの対応という部分を差し引いて見てあげるべきで、その上で十分な調整ができているというものを見させてもらいました。今後にさらに期待できますね」と語った。

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