阪神・佐藤輝 石井と侍ジャパン最終候補入り!3・5&6強化試合 26年WBCへアピール 森下、才木は外れる

 ミーティングに向かう佐藤輝(撮影・中田匡峻)
 ミーティングに参加する佐藤輝(代表撮影)
 ミーティングに向かう石井(撮影・中田匡峻)
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 阪神の佐藤輝明内野手(25)が3月5、6日に行われる侍ジャパンとオランダとの強化試合(京セラドーム大阪)の最終メンバー候補にリストアップされていることが31日、分かった。正式に決まれば23年11月の「アジアプロ野球チャンピオンシップ」以来の代表選出。球団からは石井大智投手(27)も最終候補に残っており、連覇を狙う26年の第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向け、貴重なアピールの機会になる。

 V奪回のカギを握る佐藤輝が、再び日の丸を背負って世界と戦う。侍ジャパンはこの日までに都内でスタッフ会議を開き、石井と2人の選出を決め球団に正式オファーを出したことが判明。3月5、6日にある強化試合・オランダ戦が対象で、GOサインが出れば2年ぶりの代表出場となる。

 阪神の主軸を担う大砲には、井端監督も熱視線を送り続けてきた。プロ入り後は22年11月の強化試合で初選出されると、翌23年11月のアジアチャンピオンシップでは初優勝に貢献。初戦から3戦連続安打を放つと、決勝・韓国戦では同点犠飛を放ち、逆転勝ちを導くなど攻守で活躍が光った。

 井端監督も同大会前の宮崎強化合宿から、フリー打撃の飛距離に「すごいですよね」と感嘆。「あんなの初めて見ました」と驚きを隠さなかった。「必ず日本の力になってくれる選手」と期待を送り続けており、本人も日の丸に対する思いは強く「変わらずある。選ばれるように頑張ります」と憧れを隠していない。

 昨年は120試合の出場で打率・268、16本塁打、70打点。勝負の5年目を前にオフは、確率を上げるため打撃フォームの改良に着手した。チームでは藤川新監督の下、3番を任されることが有力。1月30日に宜野座で行われた先乗り合同自主トレに合流すると、いきなり6本の柵越えを放つなど感触も上々。この日は全体ミーティングに参加するなど、キャンプインに備えた。

 昨年11月のプレミア12に出場した森下、才木は今回、出場メンバーから外れた。全試合で4番を担った森下、先発として結果を残した才木の実力は把握済みで、開幕3週間前の大会ということも考慮された。ただ、来年3月の第6回WBCを前に、オランダとの強化試合は重要な試金石。虎のロマン砲にとって、貴重なアピールの場になる。

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