阪神・近本光司が異例のプロジェクト発足 「未来につなぐ-」 現役選手がシーズン中も社会貢献活動
阪神の近本光司外野手(30)が26日、兵庫県芦屋市の芦屋市役所で「一歩踏み出す勇気 未来につなぐプロジェクト」の説明会に参加した。
自身が理事を務める一般社団法人「LINK UP」と芦屋市教育委員会、セント・トラスト株式会社との連携協定に基づき、今年度からスタートする新プロジェクト。芦屋市の高島崚輔市長(27)らも出席した。
同プロジェクトは芦屋市内の市立中学に通う新1年生、2年生を対象に、「本物に触れる経験や探究の機会を提供する」ことで、主体的に考える力やコミュニケーション能力などを育むことを目的とする。
プロジェクトには希望者から10人を選抜。当面はスポーツに限らず、文化、芸術など多彩な分野の第一線で活躍する各業界のプロフェッショナルを講師に迎え、ディスカッションなどを通して学びを深めていく。今年4月から26年1月までの継続型で、月に一度、放課後に集まる形を基本にしている。
近本本人も可能な限り参加を予定しており、シーズン中に現役選手が行う活動としては異例。「子供達にいろんな経験をして、いろんな体験をして選択肢を増やしてほしい。プロ野球選手になって、知名度でいろんな子供達とか、地域に貢献していきたい。いま現役で頑張っている人が目の前にいたら、影響も違うと思います。生で頑張っている姿を見られる。だから僕もこの活動を続けていく中で、現役は長く続けていきたいと思っています」などと話した。
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