阪神・森木「やるしかない」新フォームに手応え オフに他競技トレ実践 再現性向上のヒント得た

 阪神の森木大智投手(21)が24日、オフに水泳や体操といった他競技トレーニングを取り入れ、投球フォームの再現性を高めるヒントを得たと明かした。「他競技で、野球につながる動きをイメージしながらやりました」。連動性や空間認知能力など、普段と違う動きで脳を活性化させた。

 投球の課題は「トップの位置が安定しなかった」こと。水泳はリズム感がないと前に進めない。体幹を意識しながら、腕と足の連動性を養うことができた。体操は「頭のイメージと動きが一致するか」。野球においては修正力につながると分析している。

 今年は育成となり、支配下をつかみ取りにいくシーズン。「準備はある程度できている。紅白戦から勝負できるようにと思っているので、やるしかない」。沖縄で、この手応えを確信に変える。

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