阪神・高橋 岡田監督「ホテル着けるんか?」 復帰後初ビジター23日広島戦先発、マツダで苦い経験も「やれることをしっかり」
23日の広島戦(マツダ)に先発する阪神の高橋遥人投手(28)が22日、復帰後初のビジターも平常心で臨むと誓った。19年9月6日以来、5年ぶりの広島での登板。「ビジターなのでまた全然違うと思うけど、しっかり投げられれば」。自身の連勝を目指す。
マツダスタジアムでは苦い経験がある。5年前の前回登板では4回6失点で涙を流した。打たれたこともあったが、ベースカバーを怠ったことで当時の矢野監督がベンチで“公開説教”。「つらい記憶ばっかりなんですけど、やれることをしっかりやろうと思います」と忘れていなかった。
この日は京セラドームで調整。ベンチ裏へ引き揚げようとすると、岡田監督から「しっかりホテル着けるんか?」と声を掛けられた。「門別とかも行くと思うので、うろうろするなよみたいな。どっか行っちゃうなよみたいな」と表情を緩ませた高橋。指揮官の軽口に気持ちが和んだ。
度重なる手術から復帰し、前回11日の広島戦(京セラ)では1025日ぶりの白星を挙げた。首位の広島との大事な3連戦の初戦。「試合をつくって、チームの勝つ確率を上げられれば」と自分の役割を全うする。
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