阪神 大山があわや頭部死球にも紳士的対応 駆け寄る捕手に「大丈夫」マウンドの山崎にも声かけ 球場大ブーイングの中

 8回、死球を受け、肩を押さえて倒れ込む大山(撮影・伊藤笙子)
 8回、肩口に死球を受ける大山(撮影・伊藤笙子)
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 「DeNA-阪神」(11日、横浜スタジアム)

 阪神の大山悠輔内野手が八回に左肩付近に死球を受けた。打席で転倒した直後、駆け寄るDeNA・山本に「大丈夫」と手で制し、山崎にも声をかけるなど紳士的な対応を見せた。

 八回1死一塁での打席。山崎が投じた直球系のボールがすっぽ抜けて左肩付近を直撃した。あわや頭部死球という危険なボールだったが懸命によけた。ベンチの岡田監督は厳しい表情を浮かべて、左翼席からは大ブーイングがわき起こったが、直後の大山の行動が紳士的だった。

 慌てて駆け寄る捕手の山本を手で制し、大丈夫であることを強調。マウンドの山崎にも声をかけ、右腕も謝罪の言葉を発していた。緊迫した展開で球場の空気も騒然となる中、背番号3の対応が光った。

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