「阪神０－２広島」（７日、甲子園球場）

　阪神は最下位の広島に敗れ、好投の先発・村上を見殺しにする形となった。終盤の満塁機で得点できなかったが、岡田彰布監督（６６）は、「甘い球やから仕留めなあかん」と八回の満塁機に三振した佐藤輝明に苦言。「自責０やからなあ」と右腕の奮闘に報えなかったことを残念がった。以下、岡田監督との一問一答。

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　－村上に勝ちをつけたかった。

　「自責０やからなあ」

　－粘り強く投げていた。

　「いやいや、だからまだいかせたんよ。（自責）ゼロで負けたらな」

　－六回に代打を出さなかったのは続投の方が試合に勝つ確率も高いと考えたからか。

　「確率やなしに、そんなん代えられへんよ。（打席が）回ってきても代えてないよ。誰も用意してないよ」

　－八回になんとかしたかった。

　「そんなん当たり前やんか、なんとかしたいのは。でも（八回の佐藤輝は）２球ファウルでも甘い球やからな。あれファウルにしとったらあかんわな。あれで仕留めとかなあかん」

　－２点差で桐敷を投入したのも勝ちにいくため。

　「そら分からんから。打順的にもなあ、一番点入る打順やったしなあ」

　－床田ももう負けられないと投げてきた。

　「でもよう投げさしたなあ。頭から代わると思ったけどなあ、八回は」

　－続投してきた時はしめたと思ったか。

　「そら思うよ」