阪神2軍が今季初3連勝 栄枝が躍動3安打4打点 井上は実戦初復帰

 1回、適時二塁打を放つ栄枝(撮影・北村雅宏)
 3回、空振り三振に倒れてベンチに戻る井上(撮影・北村雅宏)
 9回途中から登板する石黒(撮影・北村雅宏)
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 「ウエスタン、阪神8-5ソフトバンク」(12日、鳴尾浜球場)

 阪神は、栄枝が3安打4打点と躍動して点差を守り切り、今季初の3連勝となった。

 復帰後初先発のビーズリーが3回2失点。1イニング、2イニングと

登板から段階を踏んで調子を上げてきている。

 井上は実戦初復帰を果たし、2打数無安打に終わったものの粘り強さを見せる場面もあった。

 初回は栄枝が右方向へ二塁打を放つなど一挙4得点。七回には2死満塁の絶好機で三塁打とし、走者一掃となる3得点だ。

 和田2軍監督の一問一答は以下の通り。

-先発は今季初

「4日間空いてるから、2試合連続投げてるね」

-イニングと球数的にスタート

「過去の二つ、1イニング、2イニングっていうところがリリーフだったんで、結構ショートイニングだったから、目いっぱい行く形が、今日は逆にちょっと先発で、先発になると、もうちょっと楽にというか。8分くらいで、うん、入っていけそうなところ、ちょっと力んどったね、今日はね」

-今後、球数とイニングも増やしつつ

「そうだね。今、先発調整に入ってるんで、次は5イニング、球数も少し増やしながら投げてればいいかな」

-本人は制球が課題と

「そうだね。ま、ちょっと過去2回っていうか、この2回がもうほんとに良かったから、ベストピッチぐらいのね、形だったから。そんなに今日そこから下がるとか悪いとかいう感じではなかったけど、やっぱりランナーを背負った時のクイックだったりね。ちょっとやっぱり課題というかね。足の遅い選手にも走られてたから、そこら辺ね。ビーズリーあたりはもう一軍で投げる選手なんでね。スキを与えないっていうところ。今日は先発でいろいろね、試したいこともあってのことなんで。ニ回以降は少しね。早いクイック、早めのクイックしながらできてたんで。ニ回、三回はまずまずやった」

-及川も順調。あとはもう一軍で

「ということになると、もう少し制球を、うん。決してね、今日はそんないい方ではなかったけどね。悪いなりに投げられてた中で、やっぱ変化球はちょっとコントロールが効かなかったかな。ほとんど2ボールからね。そこからの勝負になってしまったんで。やっぱり2球投げたら、どっちか1球取って、1-1カウントから勝負できるようになってくると、うん苦しいと思う。ま、そこらへんだけだよ」

-最後、満塁のピンチで石黒くんにとっていい勉強になった

「いや、立派立派。あそこでね、球を投げて、向こうもね、中心バッターの打順だったんで、フォアボールも出してるけど、これはもう必要なフォアボールだと思うんでね。うん、簡単にね。ベルト付近に投げられない中で、ほんとに低め低めっていうね、意識が見て取れた。その中で最後勝負どころでしっかり打ち取ることができたので、ちょっと過去2回、打ち込まれてたりしてたけど、投げるたびによくなってきて、今日はほんとに、いい経験というか、ランナーを絶対打たれたらあかんという思いでの登板だったので、その中で石黒らしいピッチングできたのは、本人にとってもよかったんじゃないかな」

-マウンドで伝えたのは

「状況をね。本人も分かってるだろうけど。そこで低めにね、強い気持ちでてたよね」

-井上は

「予定通りで、何もなければ明日、守備にもついて、イニング、打席を増やしていけたら。ゲーム開いてるから、ゲーム感をね。スイングは練習から調子いいぐらいのスイングしてるから。あとはゲームでは予期せぬことが起きるのでね、それがないように時間とって、復帰できたので、明日以降結果を求めながらやっていってほしいね」

-下村は今後長く活躍するための決断

「本人のコメント通りでね、始まったばかりでこれからの選手だから、これはリハビリ長いけど粘り強くやったいくしかないから。また来年以降ね、投げる姿を僕も見たいし、ファンの人も待ち望んでいると思うので、粘り強くやってほしい」

-悩んでる姿は

「決断が苦しいというより、やっぱりドラ1で入って、同じ仲間が投げてる中、キャッチボール程度しかできない歯がゆさとか、いろんな面をかかえながらだったろうから、一日も早く投げられるようにね」

-明日は

「秋山」

-投手多い

「ぜいたくだろ」

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