阪神・門別 2軍戦で開幕ローテ猛アピール 「予備1番手」力投5回7K「真っすぐで結構押せていけた」

 先発して5回2失点の門別(撮影・立川洋一郎)
 先発して5回2失点の門別(撮影・立川洋一郎)
 5回、栄枝(右)から声をかけられる門別(撮影・立川洋一郎)
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 「ウエスタン、阪神3-5広島」(16日、鳴尾浜球場)

 開幕ローテ入りを目指す阪神・門別啓人投手(19)がウエスタン・広島戦に先発し、今季最長5回を投げて7奪三振の力投で“大役抜てき”へアピールした。

 12日・ロッテ戦の登板予定が雨で流れた影響で、2日・日本ハム戦以来、中13日のマウンド。初回先頭から2者連続三振で決めた。二回1死からも空振り三振を2者連続で奪い「真っすぐで結構押せていけたんでそこが軸になってくるかなって感じです。それがちゃんとできれば三振も取れてくる」と自信を深めた。

 5回3安打2失点の投球内容で、惜しむらくは三回だ。1死から初安打を許すと、続く内田に外角低めの直球を捉えられて2ランを浴びた。「あの1個だけ、ちょっともったいなかったなって感じです。他は三振を結構取れたし、感覚的には悪くなかったんで」と悔恨。「1球をもっと集中してやっていきたい」と反省材料にした。

 岡田監督から開幕ローテの「予備1番手」と指名された高卒2年目左腕。「今日はカウントが悪かったんでもっと良くして、ストライクゾーンでしっかり勝負できるようにしていけたら」。1試合ごとに成長を重ね、真のブレークへつなげる。

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