阪神・村上 盤石の54球 伊藤将と黄金リレー 4回1失点5奪三振 オープン戦初勝利
「オープン戦、ロッテ1-6阪神」(13日、ZOZOマリンスタジアム)
10試合目でのチームのオープン戦初勝利が決まると、ポンと跳びはねた。阪神の村上頌樹投手が4回3安打1失点、5奪三振。3週間を切った開幕へ向け、盤石の54球だった。「変化球でカウントを取れたのはよかった。真っすぐでもファウルを取れてカウントを有利に進められたのはよかった」。納得した様子で登板を振り返った。
1点リードの六回から2番手でマウンドへ。先頭の友杉に中前打をきっかけに2死二塁とし、角中に同点の中前適時打を許す。しかし、中堅・近本が角中を好返球で二塁タッチアウトにする好守にも助けられて最少失点で切り抜けた。
七回は今後への課題が出た。「全員ボールから入ってしまったので、そこはしっかりやっていかないといけない」。無失点に抑えたものの、このイニングに対戦した4人の初球がボール球となったことを反省した。
先発の伊藤将と安定感抜群のリレーで、今季オープン戦初白星へ導いた。「先頭とか甘めの球を打たれたのでそこはしっかり投げ切らないといけない。しっかり詰めるところは詰めて投げたい」。開幕後は6連戦初戦となる火曜日を任されることが有力となっている右腕。さらに状態を高め、開幕へ向けて万全に準備を進めていく。
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