阪神2軍 ドラ1・下村 焦らずクールにマイペース調整 ブルペン入りは第2クール以降に

 「阪神2軍春季キャンプ」(1日、具志川)

 阪神2軍春季キャンプが1日、具志川で始まった。ドラフト1位・下村海翔投手(21)=青学大=は、この日から使用開始となった屋内ブルペンで始球式を担当。ただ、練習では新人で唯一ブルペンに入らなかった。昨年の疲労を考慮し、ブルペン入りは第2クール以降に。焦らずマイペース調整でキャンプ期間を過ごしていく。

 ユニホームに袖を通し、記念すべき1球を投じた。屋内ブルペンで自身初めての始球式。タテジマ姿でのプレーに高ぶる気持ちはあるが、下村は冷静に話した。

 「自分を自分で制するっていうか、前に前に行きすぎず、自分のペースでやっていくしかないかなと思っています」

 ついにベールを脱ぐか-期待は高まったが、新人では唯一ブルペン入りせず。キャッチボール、投内連係を行った後、ランニングや体幹トレーニング、ストレッチなどを行い初日は終了。抑えめの始動となった。

 青学大1年12月に右肘のクリーニング手術と軟骨再生手術を受け、長いリハビリを経験している。4年時にはリーグ戦だけでなく、日米大学野球選手権大会の日本代表に選ばれるなど、エース格としてフル回転した疲労を考慮し、和田2軍監督は「第1クールは無理をさせないように」と明言。ブルペン入りは第2クール以降の見込みで、11、12日に行われる1、2軍合同の紅白戦登板は白紙の状態だ。

 関西とは気温差もあり、慣れない環境での1カ月。下村も「『全然焦らなくていい』と和田監督にも言ってもらっている」と話した上で「練習量は確実に多くなっているので、けがが起こらないように今まで以上にストレッチ、ケアをやっていきたい」と慎重に調整していく考え。自分のペースで、着実に状態を上げていく。

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