阪神・門別 2年目の進化、ブレーク予感 オール直球37球、梅野絶賛「球威ビックリ」

 「阪神春季キャンプ」(1日、宜野座)

 阪神・門別啓人投手(19)が1日、初の1軍春季キャンプを迎えてブルペンに入り、直球のみの37球を投げ込んだ。見守った岡田監督は「良かったんちゃう」と合格点を与えて、初めてボールを受けた梅野も「バッテリーを組んでいくのが楽しみなピッチャー」と絶賛。ブレークの予感漂う高卒2年目左腕の、進化へのアピールが宜野座で始まった。

 16人が入った初日ブルペンの“トリ”を飾った。他の投手が全員投げ終えて、最後の一人になった門別。指揮官の視線を独り占めする形となったが、「特に意識することなく、投げられました」と臆することなく、大物感さえにじませた。

 「前半は力んでしまったりとかあったんですけど」。そう振り返った通り、2球目を投げ終えたところで、梅野からは「力まんでいいよ!!」と声をかけられた。呼応するようにその後はストライクゾーンへ力強い直球を次々投げ込み、「いい感じに投げられたので、キャンプ最後までこの感じで投げられたらいいなと思いました」と納得の手応えを示した。

 昨秋キャンプで門別の潜在能力にほれ込んで、投手MVPに指名した岡田監督の期待値も増すばかりだ。「この時期で147(キロ)くらい、ずっと平均して投げとった言うとったからな。11月に安芸で見てな、これは当然1軍キャンプに連れて行くというかな。ひと冬越して、自分なりに自主トレをやってきたなという感じもするし」。時折満足げな笑顔も浮かべて、ラスト1球まで見届けた。

 門別の直球を初めてミットで受け止めた梅野も、「高卒(2年目)じゃないくらいの球威というか、球の質を投げていたのでビックリした」と高評価。「ゆったりとしたフォームからピュッと後ろが小さく出てきて、本当に球のスピードを感じる」と魅力を紹介した。

 岡田監督はセ・リーグ相手にオープン戦での“門別隠し”を予告しているが、他球団007は早くも警戒。巨人の中里スコアラーは「球は強いし、キレイにラインで投げていたりとか、完成度が高い」と分析した。

 自身初の1軍キャンプ、周囲の喧騒をよそに19歳の逸材はいたって冷静だ。「初日、バタバタしてました。歩いてパレードがあったり、スケジュール的に詰め詰めで。明日からは練習に集中できると思う」。宜野座で描く成長曲線で、指揮官とチームメート、そして虎党を魅了する。

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス