阪神の岩崎優投手（３２）が２６日、甲子園施設内で行われた「ウル虎の夏２０２４ユニホームお披露目会見」に木浪聖也内野手（２９）とともに出席。岩崎は２軍スタートとなる今春キャンプで若手に対して助言を惜しまない考えを示した。

　調整を一任されて迎える２月。自分の状態を整えながらも、プロで１０年間過ごした経験を還元していく。「自分の（練習で）やることは変わらないけど、聞かれたら答えますし。気になることがあれば言ってほしい」。遠慮せずに質問してくることを期待した。

　２軍キャンプにはドラフト１位・下村（青学大）ら新人４投手や、高卒３年目の森木らが参加する。「普通にやっているだけでいいんじゃないですか」。若手が近づきやすいように自然体で練習に取り組む。

　「ウル虎の夏」ユニホームのお披露目会見では、実際に着用して「濃い緑がいい感じだと思う」と気に入った様子だった。今年は甲子園１００周年。「それだけの歴史があるんだな、と。その一部となれることをうれしく思う」。球団史に残る連覇に向けて、ベテラン左腕はチーム力の底上げにも尽力する。