阪神・青柳3000万円減で悲壮決意 来季“エース復権”目指す「野球人生の中で大事な1年」
阪神・青柳晃洋投手(30)が21日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、3000万減の2億1000万円でサインした(金額は推定)。順調なら来季に国内FA権を取得できるが、複数年契約の提示はされず。「もう一踏ん張りまた上がっていけるように、ダラダラいかないように。来年は野球人生の中で大事な1年」と巻き返しを誓った。
自身初の開幕投手を務めるも、2軍降格を経験し、8勝6敗で防御率4・57。日本シリーズ第7戦を任されて勝利に導いたが、不完全燃焼のシーズンに「ずっと納得いくピッチングができなかったので悔しい1年」と悔恨の念をさらけ出した。
連覇を目指すチームにおいて「今年は去年の実績である程度投げさせてもらいましたけど、来年はそうはいかない」と悲壮な覚悟。FA権取得も「あんまり(1軍登録の)日数は気にしてない」と意識することはない。ただ、あくまで目標は「キャリアハイ」と主張。“エース復権”への決意は固い。
来年1月には昨オフと同様、村上との自主トレを予定。大ブレークしたまな弟子に負けてはいられない。「イメージした動きができるように、体の柔軟性、可動域、筋力だったり、全部また作り直さなきゃいけない」。オフの鍛錬で必ず輝きを取り戻す。
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