阪神・岡田監督 オフ調整は選手信頼「チャラチャラするのもいてない」 連覇へ個々のレベルアップ期待

 阪神・岡田彰布監督(66)が19日、優勝旅行先のハワイから関西国際空港着の航空機で帰国した。総勢345人が参加した1週間のV旅行を終え、優勝関連の公式行事が終了。来春キャンプに向けたオフの選手の調整を信頼し、個人成績の伸びしろに期待を寄せた。

 栄光を勝ち取ったチームメンバーに加えて、家族とも過ごした常夏の島での1週間。ご褒美の旅路を終えて、指揮官は「これは勝ったいう証しやから。勝ったいう実感っていうか、それはみんな感じてるよ」と満足げに振り返った。

 華々しい記憶を残したVシーズン。祝勝会やパレードなど連日続いた球団イベントも一区切りを迎えた。「みんな日程的にはしんどかったと思うで、選手も。でも、勝った特権や。負けてたら寂しく自主トレしてるやろ」と“うれしい疲労”を強調した。

個人の自覚

 出発前には「野球のことは少し忘れて」と、休養指令を出していた優勝旅行から帰国。チームはオフに突入するが、「選手は徐々にまた、帰ったら動き出すやろな。チャラチャラするのもいてないしなあ」と個人の自覚を信じた。

 38年ぶり日本一という経験を糧に、来季は球団初の連覇に挑む。若い力が中心のチームだけに、「数字的にはまだ満足していない選手の方が多いんちゃうか。個人成績な。まだまだ伸びる要素はあるな」と期待した。

 「あとは自分の成績をもっと上げていくというかな、選手はそれだけでええと思うよ。あとはこっちがうまいことやってあげるだけやんか」。猛虎がアレを続けていくためには、優勝の味を知った個々のレベルアップが不可欠となる。

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