阪神・桐敷 ダイヤのエースになる ダイヤモンドヘッド登頂で意欲「1年間通して輝けるように」

 阪神の桐敷拓馬投手(24)が17日(日本時間18日)、優勝旅行先の米ハワイで取材に応じ、来季は「ダイヤのエース」として輝くことを目標に掲げた。この日は小野寺暖外野手(25)、栄枝裕貴捕手(25)とともに観光名所の「ダイヤモンドヘッド」に登頂し、新たな決意を固めた。

 ワイキキの海と街並みを一望する雄大な景色に、自然と新たな意欲が湧き上がってきた。この日は早朝から「ダイヤモンドヘッド」に初登頂。午前7時半ごろから約30分間をかけて標高232メートルの山頂にたどり着いた。桐敷らがプロ野球選手と知って興奮したサウジアラビア出身の女性らに、記念撮影を求められる一幕もあった。

 アロハシャツ姿の桐敷は「こんな格好で来るべきじゃなかったです」と頭をかきつつ「大変でしたが、ちょうどいい感じでした。来年もこういうふうに(優勝旅行で)いい思いができるようにやっていきたい」と、頂上で心地よい風に吹かれながら笑みを浮かべた。

 2年目の今季は、後半戦に中継ぎへ配置転換されると勝ちパターンに定着。27試合(先発2試合)で2勝0敗、14ホールド、防御率1・79の数字を残した。8月には岡田監督から「スペードのエース」と命名された。

 スペードではなく“ダイヤ”モンドヘッドを登ったことに「ダイヤとかトランプに関わるのは何か縁があるのかと思います。無理やりな感じですけど」と苦笑い。来季も勝ちパターンの終盤を担うことが期待される左腕は「どんな場面でもやっていくというのが、チームとか監督の信頼もつくと思う」と役割にはこだわらない姿勢を示した。

 50試合登板や被本塁打ゼロも掲げ、オフは岩崎に弟子入りし、島本、及川と静岡で自主トレを行う予定。「1年間通して輝けるように頑張ります」と、ダイヤの輝きを放つことを約束した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス