阪神・近本 来季打撃で「エゴ」追求 「もうちょっと自分がやりたいようにやってもいいのかな」

 ハワイ優勝旅行に参加している阪神・近本光司外野手(29)が17日(日本時間18日)、来季は打撃で「エゴ」を追求すると明かした。「もうちょっと自分がやりたいようにやってもいいのかな。もうちょっと『エゴ』を出していって、どういう結果が出るのか。それでどうやって勝たせるかというのも大事」と語った。

 近本の言う「エゴ」とは、例えば「打てるボールが来たら打ちにいく」こと。狙い球ではなくても「打てる」と認識したらバットを出していくという。

 「打たないエゴ」もある。追い込まれた方が打ちやすいと感じれば、あえて待ちの姿勢に徹する。突き詰めれば「自分のやりたいバッティングをやればいい」ということだ。

 全ては今後のチームを思ってのこと。「打った上でチームを勝たせないといけない」。自身の進化の先に虎の「黄金期」があると信じている。

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