阪神・岡田監督 座右の銘変更「道一筋」改め「球道一筋」 日本一達成で「付け足したい」

 阪神・岡田彰布監督(66)が1日、座右の銘「道一筋」を来年1月から「球道一筋」に変更すると明かした。流行語大賞の授賞式で司会者から「今後、アレ一筋と書くつもりは?」と問われ、「それはないですけど」と首を横に振り、日本一を達成したことで「1月1日から、タイガースのレジェンドの村山さんにあやかって、道一筋という座右の銘に『球』を付け足したい」と語った。

 2代目ミスタータイガース・村山実さんが座右の銘としていた「球道一筋」。父・勇郎さんが親しく、引退試合の前には小学生の岡田監督がキャッチボール相手も務めた。大阪・玉造の実家にはサインが飾られ、幼少期から「球道一筋」を目にしてきた。2004年、1軍の監督に就任した際、「村山さんの文字をもらおうと。監督1年目で全部をもらうのは失礼にあたる」と『球』を外し、「道一筋」を座右の銘に。それと同時に『球』のつくりにちなみ「王の道を求めよう」と誓いを立てた。

 指揮官は「日本一になったら球という字を付けようと思ってたけど、忘れてたわ」と苦笑い。「一応、2004年はそれを目標にしとったんやから、(日本シリーズで)勝ったら(球を)付けようと思ってたからな」。虎の歴史と伝統をかみしめ、38年ぶり日本一の達成感に浸った。

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