「ＳＭＢＣ日本シリーズ２０２３、オリックス・バファローズ－阪神タイガース」（５日、京セラドーム大阪）

　阪神が１９８５年以来、３８年ぶり、球団史上２度目の日本一をかけて第７戦に挑む。日本一となれば、岡田監督は球団史上唯一の選手と監督両方で達成することに。なお、２リーグ分立後、他球団で選手と監督で日本一を経験したのは以下の通り。

川上哲治（現役、監督＝巨人）

金田正一（現役＝巨人、監督＝ロッテ）

広岡達朗（現役＝巨人、監督＝ヤクルト・西武）

藤田元司（現役、監督＝巨人）

森祇晶（現役＝巨人、監督＝西武）

野村克也（現役＝南海、監督＝ヤクルト）

長嶋茂雄（現役、監督＝巨人）

仰木彬（現役＝西鉄、監督＝オリックス）

若松勉（現役、監督＝ヤクルト）

王貞治（現役＝巨人、監督＝ダイエー）

伊東勤（現役、監督＝西武）

落合博満（現役＝巨人、監督＝中日）

渡辺久信（現役、監督＝西武）

原辰徳（現役、監督＝巨人）

秋山幸二（現役＝西武・ダイエー、監督＝ソフトバンク）

工藤公康（現役＝西武・ダイエー・巨人、監督＝ソフトバンク）

高津臣吾（現役、監督＝ヤクルト）

中嶋聡（現役＝オリックス・日本ハム、監督＝オリックス）

　なお５０年の毎日・湯浅禎夫監督は選手兼任で日本一。

　一方、岡田監督が監督復帰１年目での日本一となれば８５年・吉田義男監督に続き球団２人目。そして、他球団での監督復帰１年目で日本シリーズを制した指揮官は１９５４年＝天知俊一（中日）、１９８９年＝藤田元司（巨人）となっている。