阪神・岡田監督 勝負手連打&リクエストも得点には結びつかず 好捕された近本はぼうぜん 五回には村上が被弾
「SMBC日本シリーズ2023、オリックス・バファローズ-阪神タイガース」(4日、京セラドーム大阪)
阪神は1点を追う四回、岡田監督が次々と勝負手を繰り出して好機を演出し、最後はリクエストを要求するも無得点に終わった。
1死からシリーズ初スタメンの糸原がマルチ安打となる二塁内野安打で出塁。続く木浪の初球にヒットエンドランを仕掛け、木浪はきれいに左前へはじき返した。
一塁走者の糸原が一気に三塁を陥れて一、三塁と好機。さらに坂本の初球にはセーフティースクイズを指示した岡田監督。ファウルで失敗に終わると思わずベンチで苦笑いを浮かべた。
また2死後、近本の打球は右翼フェンス際へ飛んだが、森がジャンピングキャッチのファインプレー。右翼フェンスに当たってグラブに収まったようにも見えただけに、岡田監督はリクエストを行使したが、判定は覆らず。勝負手を繰り出したが無得点に終わり、好捕されてしまった近本はぼうぜんの表情を浮かべていた。
五回の守備では1死二塁から村上が紅林にリードを広げられる痛恨の2ランを被弾。勝てば38年ぶりの日本一達成となる一戦だが、3点ビハインドで5回を終えた。
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