第2戦有力の阪神・西勇 上々シート打撃登板 打者10人に安打性ゼロ「調子は維持できている」
日本シリーズ第2戦の先発に浮上している阪神・西勇輝投手(32)が24日、シート打撃に登板し、打者10人に48球を投じて安打性ゼロに抑えた。
近本、中野、ノイジーら主力打者とも対峙(たいじ)。近本を投ゴロ、中野はバットを折って二ゴロに封じた。9つの内野ゴロを積み上げ「抑えたっていうことは、調子的なものは維持できているかなって感じです」と手応えをにじませた。
前日のウエートトレーニングの影響で体に張りが残り「(体の)操作性が鈍かった」と振り返ったが、途中でワインドアップからセットポジションに変更。「感覚的に良くなってきた」と柔軟な対応力を見せつけた。
「しっかりと練習してきたボールが投げられた」と投球を総括した。古巣との対戦に向けては「まだ、データも入ってきていない。今ちょっとずつ入ってきてる状態」と自然体を強調。静かに、着々と臨戦態勢を整えている。
関連ニュース





