阪神2軍 岡田監督も「楽しみ」な高卒新人・茨木がフェニックスL初登板 5回まで無失点も六回に崩れる

 「フェニックス・リーグ、読売ジャイアンツ-阪神タイガース」(21日、都城運動公園野球場)

 阪神の高卒1年目・茨木秀俊投手(19)がフェニックス・リーグに初登板し、6回99球を投じて6安打5失点、7四死球と課題が顕著に表れた。

 初回に先頭から連打で無死一、二塁のピンチを招くも、岡田を二直で飛び出していた二走を封殺。1軍でも活躍した続く秋広は初球直球で遊直に仕留めて上々の立ち上がりを見せた。

 五回までは無失点投球。だが、1点リードの六回に、押し出しを含む5四死球、3本の適時打を献上した。

 今月9日に甲子園で実施されたシート打撃に登板した際には、1軍の主力7人と対戦して安打性2本とポテンシャルの高さをのぞかせた右腕。初めて目の前で投球を見た岡田監督も「ええボール投げるなあ」と評し、来季以降が「楽しみやで」と目を細めていた。課題を少しずつ克服し、未来の投手陣を背負う存在として期待がかかる。

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