阪神・木浪“3冠” 岡田監督もMVP指名 CSファイナル大暴れ10の5「なにより守備がよかった」

 1回、菊池の打球を好捕する木浪(撮影・飯室逸平)
 CSのMVPに輝いた木浪(撮影・高部洋祐)
8回阪神2死、左前打を放つ阪神・木浪聖也=甲子園(撮影・中田匡峻)
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 「JERA CSセ・ファイナルS・第3戦、阪神タイガース4-2広島東洋カープ」(20日、甲子園球場)

 阪神・木浪聖也内野手が“3冠”に輝いた。優勝チームから選出される「JERA クライマックスシリーズ セ」の最優秀選手賞、JERA社が選出する最優秀選手、さらには岡田監督から打のMVP指名。CSファイナルS突破の主役となった。

 「自分が(最優秀選手に)なれるとは思わなかったのでうれしです」

 19日の第2戦・広島戦(甲子園)、九回2死満塁でサヨナラの右前適時打を記録。全3戦で10打数5安打、打率5割と恐怖の8番打者として大暴れした。この日は初回先頭で二遊間へのライナー性の打球をダイビングキャッチするなど好守も連発。「なにより守備がよかったのが良い方向につながった」と頬を緩めた。

 賞金計200万円を手にしたが、使い道は「全然まだ決めてないです(笑)」と苦笑い。指揮官からの打のMVP指名時にはベンチで帽子を取って応じ、「ビックリしました」と目を丸くした。

 たどり着いた日本シリーズの舞台。「チームのために自分の役割をしっかりやりたい」と前を見据えた。

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