阪神・中野「いい感じ」 納得のマルチ締め!「自分らしいバットの出し方ができた」 今季広島戦は打率・353
「フェニックス・リーグ、阪神タイガース4-2北海道日本ハムファイターズ」(15日、SOKKENスタジアム)
充実した2日間となった。「2番・二塁」で先発した阪神・中野が4打数2安打のマルチ安打締め。「いい雰囲気、いい状態で入っていけると思う」。18日からのCSファイナルS・広島戦(甲子園)へ、最後の実戦調整で手応えをつかんだ。
14日・西武戦は4打数無安打。今季は164安打で自身初タイトルとなる最多安打を獲得した好打者は、きっちり修正していた。1点を追う六回無死一塁での第3打席。カウント2-2からランエンドヒットで右前打を放って好機を拡大し、勝ち越しを演出した。
納得の一打は、七回2死での第4打席。内角寄りの直球をコンパクトなスイングで左前へ運んだ。「昨日のバッティングから少し修正していきながら、3打席目よりも4打席目は自分らしいバットの出し方ができた」と振り返った。
日本シリーズ進出をかけ対戦する広島はレギュラーシーズンで打率・353。セ5球団で最も得意とした相手だが、好相性は気にしない。「相手ももっといい勢いというか、シーズンとは違う流れで入ってくる。まずは気持ちで負けないように、チームとしてしっかりと盛り上げていきたい」と気持ちを引き締めた。
決戦まであと2日。「しっかり修正していきながら状態を上げていければいい」。大一番で躍動する準備は整えた。
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