阪神・中野が天童市市民栄誉賞受賞「大変光栄」「野球人生で最も充実した1年」今年“4冠”

 阪神・中野拓夢内野手(27)が6日、「天童市市民栄誉賞」を受賞することが決まった。山形県天童市が正式に発表した。

 山形県天童市出身の中野は、第5回WBCでは世界一メンバーとなり、阪神ではリーグ優勝に貢献。山本信治天童市長は「今春、2023ワールド・ベースボールクラシックで14年ぶりの世界一、さらには、2023年セ・リーグ公式戦では18年ぶりの優勝に大きく貢献されました。日本そして世界の舞台でチャレンジする姿は、天童市民に大きな夢や希望、そして感動をもたらしてくれました。中野拓夢選手の活躍は、まさに天童市の誉れ。今後も天童市を挙げて応援していきます」とコメントした。

 中野も喜びの声だ。「この度はこのような賞をいただき、大変光栄に思います。天童市で幼い頃に野球を始めた時から夢見てきたプロ野球の世界で、今年はWBCで優勝し、阪神タイガースでも初めて優勝することができて、自分自身の野球人生の中で最も充実した1年を送ることができています。次の目標である日本一に向けて、チームに貢献できるように取り組んでいくとともに、これからも自分が活躍することで、地元の天童市のみなさんに明るいニュースを届け、喜んでいただけるように、頑張っていきます」と話した。

 中野は今年すでに「岡崎市民栄誉賞」、「山形県スポーツ栄光賞」、母校・東北福祉大の「特別功労賞」を受賞しており、これで“4冠”だ。

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