「読売ジャイアンツ２－５阪神タイガース」（１０日、東京ドーム）

　阪神が逆転勝ちで今季３度目の７連勝とし、貯金を今季最多の２１とした。１点ビハインドを追いついた七回に近本が勝ち越し２ランを放ち、九回には原口が２号２ラン。守護神・岩崎不在の中、先発の才木を可能な限り引っ張り、加治屋－島本－ケラーが無失点リレーでつないだ会心の逆転勝利だった。試合後の岡田監督の一問一答は以下の通り。

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　（テレビインタビュー）

　－原口が大きな仕事をした。

　「１点より３点の方が楽になるのは分かっているんでね。あそこで左（投手）が来たらと思って、用意してたんで」

　－昨日は中野、今日は近本がヒーロー。

　「ホームラン出ると思ってないから才木にバントさせたわけやからね。いいところで、昨日、今日はホームランが出てますね」

　－明日の村上にはどんな投球を期待しているか。

　「普通通りよ。打つ方も反発力というか点を取れてるし、普通に投げてくれたら」

　（囲み）

　－才木はまっすぐも良かった。

　「良かった。どんどんまっすぐで押してたから」

　－戸郷は球数がかさみ、終盤になれば攻略できるという考えは。

　「五回で９０（球）いったから、七回ぐらいでつかまるみたいなことをね」

　－七回は巨人の守りのミスで追いついた。

　「まあ、そらミスもしてくれんと」

　－そういうところで一気につけ込める。

　「バント失敗のあとのホームランやからな。セカンドに送ってタイムリーで勝ち越しいうあれやったけど。才木はバント（練習）やらなあかんな。カッコも悪いもんな。オープン戦の時から言うてたけども」