阪神が初回から好守連発 遊撃・小幡、中堅・近本が華麗な守備で伊藤将を救う

 1回、菊池の打球を好捕する近本(撮影・高部洋祐)
 1回、小園の打球を好捕する小幡(撮影・高部洋祐)
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 「阪神タイガース-広島東洋カープ」(30日、甲子園球場)

 6月25日のDeNA戦以来、今季10度目のスタメン出場となった阪神・小幡竜平内野手が初回、いきなりの美技で甲子園を沸かせた。

 初回先頭、小園が伊藤将の初球を捉えた。鋭い打球が二遊間に飛んだが、小幡が難しいハーフバウンドにうまくタイミングを合わせつつ、中堅方向に体をクルリと回転させながら捕球。一塁への送球はワンバウンドとなったが、これを一塁・大山が難なくすくい上げた。

 1死後には菊池の中前への飛球を今度は近本光司外野手が猛ダッシュから最後は華麗にスライディングキャッチ。連続安打になっていてもおかしくない打球を守備陣がさばき、伊藤将を猛烈に援護した。

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