阪神2軍 同学年の熊谷が横田慎太郎さんを偲ぶ「心に穴が一つぽかんと空いた感じ」

 9回、四球を選んだミエセスの代走に起用された熊谷(左)=撮影・北村雅宏
 4回、スタンド上段のフェンスに故・横田慎太郎さんのユニフォームか掛られる中で打席に立つ高山(撮影・北村雅宏)
 喪章を左腕に付け、力投するビーズリー(撮影・北村雅宏)
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 「ウエスタン、阪神タイガース0-4福岡ソフトバンクホークス」(25日、鳴尾浜球場)

 阪神の熊谷敬宥内野手が、同学年で2年間チームメートだった横田慎太郎さんへの思いを語った。

 試合前に追悼セレモニーが行われた同戦で、打席には立たなかったが、九回2死一塁で一走・ミエセスの代走として出場。

 「普通に野球できてるのが当たり前じゃないんだよなって感じながらやってました」と話した。

 「よく僕がいじって。ヨコの部屋に行ったりとか、キャンプ終わりに二人でご飯に行ったり。(寮では)朝も起こしてくれたりしました。濃い2年間をヨコと過ごせたかな」と思い出を明かし「優しいし誰からも愛されるような人だった。一緒にいても楽しかった」としのんだ。

 横田さんの引退試合では遊撃手として「奇跡のバックホーム」を見届けた。「ヨコに(打球が)飛んでいったらどうしようと思ってて正直。そしたら飛んでいって、ああいうバックホーム投げたので、さすがだなと思いながら見てました」と当時を振り返った。

 「まさかこんな早くとは思ってなかったので、ショックがでかすぎるというか、僕の心に穴が一つぽかんと空いた感じはします」と明かし、「しっかり野球の結果で横田にいい報告ができればと思ってますし、横田の分までしっかり野球をやっていきたい」と力を込めた。

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