阪神・中野が神キャッチに続いて神トスで沸かせる 前夜は決勝点につながる痛恨の失策
「阪神－中日」（１６日、甲子園球場）
阪神・中野がまたも美技を披露し、満員のファンで埋まった聖地を沸かせた。
３点ビハインドの八回無死一塁。二遊間に飛んだ岡林のゴロをバックハンドで捕球すると、二塁ベース上にトスを上げた。絶妙な高さとタイミングの“神トス”を遊撃・木浪が捕球して二塁ベースを踏み、一塁に転送して併殺が完成。スタンドからは指笛が鳴り響き、中野と木浪も笑顔でお互いのプレーをたたえあった。
中野は１点ビハインドで迎えた七回１死一、三塁のピンチでも、二塁後方に上がった溝脇の打球を前進守備を敷いたポジションから懸命に追いかけ、最後はポケットキャッチに近い形でグラブに収めるなど、好守を連発している。
前夜は同点で迎えた延長十回２死一塁から二ゴロをファンブルし、大島の決勝打を導く失策を犯していた。
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