阪神 痛恨の逆転負け プロ初セーブがかかった岩貞が大乱調 2点リード守れず 首位ターン確定も

 10回、大島に勝ち越しの適時打を浴びて下を向く馬場(撮影・中田匡峻)
 10回、福永の打球をファンブルする中野(撮影・立川洋一郎)
 9回、岡林に同点に追いつく2点適時打を打たれる岩貞(撮影・立川洋一郎)
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 「阪神4-6中日」(15日、甲子園球場)

 阪神が痛恨の逆転負けを喫した。2点リードの九回からマウンドに上がった3番手の岩貞が乱調で、先頭の代打・福田に四球を与えると、続く福永には中前打。大島は一ゴロに仕留めたが、1死二、三塁から岡林に同点の2点右前適時打を浴びた。

 延長十回1死三塁のピンチは5番手・馬場が福田を一ゴロに仕留めたが、福永の二ゴロを中野がファンブルした2死一、二塁から、大島に決勝の右前適時打を浴びた。右翼からの送球が打者走者の大島に当たってそれる間に、一塁走者の福永も生還して2点を奪われた。

 2位・DeNAも広島に逆転負けを喫してゲーム差は2のままで、前半戦の首位ターンは確定したが、後味の悪さが残る敗戦となった。

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