阪神2軍 育成の川原2カ月ぶりの先発で5回2失点 山本が広島・森から3安打1盗塁

 5回4安打2失点だった先発の川原
 4回のピンチを無失点に抑え、笑顔を見せる川原
 初回に右前打を放った山本
3枚

 「ウエスタン、広島2-1阪神」(16日、由宇球場)

 阪神2軍は惜敗し、連勝は5でストップした。5月14日のウエスタン・ソフトバンク戦(鳴尾浜)以来、約1カ月ぶりに育成の川原が先発マウンドに。今月末に支配下登録期限が迫る中での登板になった。

 5回4安打2失点だった。初回は三者凡退に抑える順調な立ち上がり。二回、三回も走者を背負いながら無失点に抑えた。四回は1死一、三塁のピンチとなるもここでも後続を絶ち切り抜けた。

 しかし五回1死で相手先発の森に追い込んでから二塁打を許すと、前川に四球を与え2死一、三塁に。自身の暴投と、中村奨の中前適時打で2点を失った。

 和田2軍監督は「5回2失点なので内容的には十分かな。ただ、ピッチャーのところでね、接戦になるとああいう1球が命取りになるから。やっぱり悔いが残る1球だと思うんだよね、本人にしてもね」と話した。

 打線は1軍で今季2勝している森を相手に苦しむ中、山本が3安打1盗塁の活躍。前日には適時打を放っており「結果的にもよかった。最近ヒットが出てなかった中で昨日の1打席でいい感じのものがつかめたので、それがきょう3本出てよかったかなと思います」と笑顔を見せた。

 2軍指揮官も「1軍でも勝ってるピッチャーに対応していかないとなかなか上がれない。ヤス(山本)は十分対応してたしそういうレベルにあるんだろうなっていうのがはっきりした1試合だったよね」と評価した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス