阪神・前川 自身初のマツダで躍動誓う 1軍で戦い続ける過酷さ痛感も「頑張るだけ」
真っ赤に染まるスタンドを震撼(しんかん)させる。阪神・前川右京外野手(20)が3日、自身初となるマツダスタジアムでの躍動を誓った。2軍戦でもプレー経験がなく、「声援がすごいと聞いた。初めてなので頑張りたい」。熱狂的な虎党にも引けを取らない鯉党の応援をモチベーションに変える。
5月30日・西武戦(ベルーナ)からプロ初昇格を果たし、1軍生活も約1カ月が経過。ここまで19試合に出場して64打数19安打、打率・297と好成績を残している。今回は2日に東京遠征を終え、この日は広島へ移動とハードな日程。「やっぱり疲れもたまってきている」と1軍で戦い続ける過酷さを痛感。体のケアを行ってから広島に出発した。
5日・広島戦は右腕・森下が先発予定のため、スタメン出場が濃厚。「頑張るだけです」と短い言葉に決意をにじませた。
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