阪神・才木 連続無失点23回でストップ 直球走らず5回4失点4敗目

 「DeNA5-3阪神」(25日、横浜スタジアム)

 走らなかった直球が負の連鎖のきっかけとなった。先発した阪神・才木浩人投手は5回7安打4失点で4敗目。粘りを見せるベイ打線にのみ込まれた。

 「真っすぐがあんまり(相手に)効いていなかった」。二回1死満塁。伊藤に右犠飛を許して先制点を献上し、5月28日・巨人戦(甲子園)から続いていた23回連続無失点がストップ。直球で押し切れなかったことが作用し、フォークで空振りを奪うことに苦戦した。

 3点差から味方の反撃で1点差となった直後の五回にも、2死二塁から宮崎に中前適時打を浴びて失点。「追い上げてくれた後に抑えることができずに悔しい」と唇をかんだ。

 次回は7月2日・巨人戦(東京ドーム)に先発予定。「コンディションをしっかり整えて投げられるように」と前を向いた。

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