阪神・伊藤将が7回2失点と粘るも…打線の援護なく1カ月超白星無し 打席で粘りを見せるも“不運”が続く左腕

 6回、マウンドに向かう伊藤将。DeNAオフィシャルパフォーマンスチームのdiana(撮影・堀内翔)
 3回、関根に死球を与え、顔をしかめる伊藤将(撮影・高部洋祐)
 力投する伊藤将(撮影・高部洋祐)
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 「DeNA-阪神」(24日、横浜スタジアム)

 阪神の伊藤将司投手が7回2失点と好投しながらも、打線の援護なく5月18日・中日戦以来となる白星の権利は手にできなかった。

 初回に佐野の中前適時打で先制点を許すも、以降はしっかりと粘った。強力DeNA打線に対し、走者は出すものの、ボールを丁寧に低めに集めた。打席では東に対して粘って9球を投げさせるなど、打席の中でも勝利への思いが伝わってきた。

 しかし1点ビハインドの六回、牧に中越えの適時二塁打を浴びて痛い追加点を失った。近本がやや目測を誤る不運も重なり、重要な“次の1点”を先に奪われた。それでも球数が100球を超えてきた七回も粘りのスタイルは変わらず。2死一、二塁のピンチを招いたが、佐野をきっちり左飛に打ち取った。

 最終的に7回2失点で先発の役割を果たした左腕。6月8日の楽天戦、同15日のオリックス戦としっかりゲームを作りながらも、湯浅が逆転を許してしまう苦しい展開で白星を逃していた。それでも「先制点を取られてばかりなので、先制点を取られないように」と自らに課題を課していた伊藤将。この日も粘りに粘ったが、勝利には結びつかなかった。

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