「ＤｅＮＡ－阪神」（２３日、横浜スタジアム）

　阪神の先発・ビーズリーは３回５安打２失点でＫＯされた。初回、二回は走者を出しながら無失点に抑えたが、三回につかまった。この回、簡単に２死としたが、３番・佐野に右翼フェンス直撃の二塁打を浴び、４番・牧にはセンター前へはじき返される先制適時打。さらに５番・宮崎に左中間を破られ、ベイ打線の強力クリーンアップに３連打で２点を奪われた。

　続くソト、楠本には、ともにフルカウントから四球で満塁に。戸柱を三振に斬って大量失点は免れたが、三回を投げ終えて球数はすでに７０球を超え、四回からは馬場がマウンドに上がった。

　リーグ再開最初のカードが、いきなり１位阪神ＶＳ２位ＤｅＮＡによる、２・５ゲーム差の首位攻防戦。ＤｅＮＡ先発のエース・今永に対して、岡田監督は１軍で未勝利、１度しか先発していないビーズリーを当てていた。

　なお、阪神は今季ここまで２戦２敗、昨季から横浜スタジアムでＤｅＮＡ相手に１０連敗を喫している。