阪神・岡田監督 ドタバタ北海道入り&不発にイライラ 試練9連戦&長距離移動疲れ隠せず、新庄ハムに完敗

 「日本ハム4-0阪神」(9日、エスコンフィールド)

 試練の9連戦&長距離移動に疲れを隠せなかった。新庄監督率いる日本ハムとの初戦は完敗。アンダースローの鈴木に対して左7人を並べる和製オーダーで臨んだが、変幻自在の投球に大苦戦。最遅90キロ台の変化球にもタイミングを狂わせられ、日本ハム戦連勝は7でストップした。

 「そら打てん時もあるけど、フェンス際で落ちるのも、何かちょっと振れてないよな。それはこの9連戦というかな、その中の移動のゲームとか、だからいったと思ったのがいけへんのやから」

 岡田監督は打球失速から連戦疲れの影響を指摘した。前夜に続きフェンス際で打球が失速してしまうシーンが相次いだ。2点を追う三回は無死二塁から近本のライナー性の打球が右越えならず。0-4の六回1死二塁でも大山が捉えた左翼への大飛球が左翼・松本剛のフェンス際のジャンピングキャッチに阻まれてしまった。七回の梅野、八回の前川とフェンス直撃の打球は2本もあり、もうひと伸びあれば展開はきっと変わっていたはずだ。

 疲れはピークかもしれない。この日の移動ゲームもドタバタだった。チームは仙台から午前11時10分発の便で空路、札幌入り。エスコンフィールドに直行した。昼食の「豚ジンギス丼」で腹を満たすと、ドームでミーティングを実施。息つく暇なくグラウンドでアップを開始するなど、慌ただしかった。また道具の一部が球場に届かないというトラブルもあったという。

 試合後、岡田監督は富田の話題でも「3回で80球やからのお、大変や、守ってる方は」と野手陣の疲労に心配顔だった。DeNAが勝利したためゲーム差は4・5に。虎は12球団唯一3連敗がないだけに2戦目は負けられない。痛快な白星で疲れを吹き飛ばしたい。

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