阪神・西勇が3勝目の権利を死守!6回7安打3失点の粘投 初の西-西リレー

 6回、代打・太田を二ゴロに打ち取りガッツポーズをする西勇(撮影・堀内翔)
 6回、二塁打を放つ西勇(撮影・吉澤敬太)
 4回、塩見に同点打を打たれうつむく西勇(撮影・吉澤敬太)
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 「ヤクルト-阪神」(24日、神宮球場)

 阪神先発の西勇輝投手(32)が6回を7安打3失点で、3勝目の権利を手にして降板。西純矢投手(21)に勝利のバトンをつないだ。

 立ち上がりから粘り強く試合を作った。三回1死三塁のピンチで「9番・投手」のルーキー・吉村に右犠飛を放たれて先制点を献上。1点リードの四回にも2死二塁から塩見に中前適時打を浴びて、同点とされたが、リードは許さなかった。

 再びのピンチは2点リードの六回だ。3連打で1点差に詰め寄られ、なおも無死二、三塁。迎えたオスナを空振り三振に仕留めると、長岡は三飛に。2死満塁からは代打・太田を二ゴロに打ち取り、最少失点で防いだ。

 「偏らない配球」をテーマにマウンドに上がった右腕。登板前には「臨機応変に毎回、ピッチングする時には相手に『おっ!!』って思わせるような配球ができればいいんじゃないかなと思っています」と話していた。

 七回からは2番手で西純がマウンドへ。入団後初となる、“西-西リレー”となった。

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