阪神・及川 自己最速154キロ!圧巻の投球でツバメ3人斬り「自信を持って腕を振れていた」

 「ヤクルト3-6阪神」(23日、神宮球場)

 剛速球に、内山のバットが空を切る。ウイニングショットは、インコース低めへの自己最速154キロ。阪神・及川が圧巻の投球でヤクルト打線を封じ込めた。

 4点リードの八回、マウンドに上がり、まずは代打・浜田と対峙(たいじ)。内角直球で中飛に打ち取ると、1番・塩見へは2球連続スライダーを投じ、三ゴロ。最後は内山を空振り三振に。右打者3人を手玉に取った。

 「今日は変化球もストレートも感覚よく投げられてましたし、自信を持って、腕を振れていたかなと思います」

 “武器”にさらに磨きをかけていた。春の2軍具志川キャンプではサブグラウンドの隅で、ブルペン捕手を相手に立ち投げをし、直球の練習を繰り返す姿があった。

 「一球一球の質の差が自分の悪いところ。いかにバランス良く同じ質のボールを投げられるか」。荒れ球をなくすため、直球の練習は多めにするように意識。1軍に昇格が決まった際には「今振り返ってみるとよかったかな」と自身の取り組みを振り返っていた。

 そんな鍛錬の成果でさらに輝きを増した直球。堂々と腕を振り、最後は低めにズバっと決めてみせた。頼もしい若きリリーバーが、チームに勝利をもたらしていく。

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