阪神、一発攻勢で5点差追いつくも…エース青柳がまさかの7失点KO 連勝は7で止まる  今季ワースト10失点

5回、ベンチで冴えない表情の岡田監督(左は青柳)=撮影・山口登
1回、坂倉に適時打を許す青柳(撮影・山口登)
5回、同点3ランを放った大山(3)を迎えるノイジー(7)=撮影・高部洋祐
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 「阪神7-10広島」(19日、甲子園球場)

 猛虎打線がクリーンアップの一発攻勢で驚異の追い上げを見せるも、勝利はすり抜けた。連勝が7でストップした。

 初回に5点を失う劣勢となったが、三回2死。ノイジーが左翼スタンドに突き刺す今季3号ソロをマーク。「まずは1点返したい気持ちだった」と、反撃ののろしを上げる聖地初弾を放った。

 奮い立ったのは佐藤輝。四回先頭でバックスクリーン右横に運ぶ8号ソロで球場内の空気を一変させた。これが、2リーグ制分立後、球団通算8000号となった背番号8。「8」づくしのメモリアルアーチで勢い付けた。

 極めつけは2-7の五回。無死からの4連打で2点を返し、なお無死一、二塁。ここで大山が左中間最深部に運ぶ同点の4号3ラン。一振りで試合を振り出しに戻した。

 ただ、投手陣がピリッとせず。先発・青柳は5回8安打7失点に終わった。初回に5安打と2四球で打者一巡の猛攻を食らい、一挙5失点。同点の六回には2番手・及川が無死一、二塁から松山に勝ち越しの左前適時打を献上した。

 この日から中継ぎとしてベンチ入りした西純も八回に1点を失うと、九回にもビーズリーが堂林に一発を浴びて、今季初となる2ケタ10失点となった。

 大山&佐藤輝のアベック弾の連勝も「5」で止まった。

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