7連勝中の阪神、五回にどとうの5連打で5点差追いつく 大山の4号3ラン エース青柳がまさかのKOも

5回、左中間に同点3ランを放つ大山(撮影・山口登)
5回、中前に適時打を放つノイジー(撮影・山口登)
5回、左前へ適時打を放つ中野(撮影・立川洋一郎)
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 「阪神-広島」(19日、甲子園球場)

 7連勝中の阪神が、五回に怒濤(どとう)の5連打で5点差を追いついた。その立役者は4番・大山。代わったばかりの2番手・ケムナを捉えた。

 2-7の五回。この回、先発の青柳の代打・渡辺諒の二塁打から4連打で2点を返して、広島の先発・玉村をマウンドから引きずり降ろした。

 なお無死一、二塁で大山が打席へ。カウント2-2から右腕が投じたスライダーに泳ぎながらも、背番号3はフルスイングした。左中間へと白球は舞い上がり、スタンドに突き刺さると、聖地の虎党が大盛り上がり。最高の瞬間を演出した。

 打球速度158キロ、角度26度、飛距離122メートルの豪弾が今季4号3ランに。大山&佐藤輝のアベック本塁打は今季8試合目。これまでアベック弾で5連勝中だ。

 エースの青柳が今季ワーストとなる5回8安打7失点でKO。早くも敗色ムードを漂う中で勢いを見せつけた。

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